子鉄と親鉄のおでかけ日記

子連れおでかけの記録。鉄分多め。

7ヶ月の子を連れて高尾山に登った話

アクセスが良く、気軽に行ける山として知られる高尾山に、7ヶ月の子と行ってきました。子の登山デビュー戦。
気軽な山といえど、最低限の準備は必要。実際に私たちが準備したことと、当日のことを書いていきます。

○ 準備したもの
・おむつ、ミルク用品
・抱っこ紐、ベビーカー
・汗拭きタオル
・着替え
・帽子
・日焼け止め
ここまでは、いつものお出かけで持っていってるもの。普段と変わらない装備。今回は持っていかなかったけど、あと水分補給できるものが必要かな。麦茶とか。
特別に用意したものは虫除け
山に入るので、Dr.KID先生のブログを参考に
ディート入りのものに。

0歳だと、まだ予防接種が終わっていません。日本脳炎や、数年前に流行ったデング熱など、蚊が媒介する感染症はそれなりにあるので、蚊を避けられるディート入りを購入。

大人は、ゴアテックス上着、通気性のいいTシャツ、登山パンツにトレッキングシューズという装備。多少ガチですみません。だって登山だもん。

子どもの荷物でいっぱいいっぱいになりながらも、バックパックと普通のリュックの2個持ちで出発。

○ 当日編
出かけたのは10連休のある日。前半は雨ばかりでリスケしたので、待望の晴れでした。

8:50 高尾着
中央線で高尾まで。
JR高尾駅にはエレベーターがないので注意!大きい駅だと思ってたのでびっくり…
京王の高尾駅にはありました。

9:00 高尾山口
高尾山への玄関口、高尾山口駅に到着。
駅舎が綺麗。裏手に温泉があるみたいです。ノーリサーチだったので、次は行ってみたいな。

10連休でしたが思ったより人はまばら。
登山口に向かう人から少し逸れて、

9:10 TAKAO599ミュージアム に到着
展示スペースやカフェのほか、
トイレや授乳室、オムツ替え台もある素晴らしい施設。
授乳室は1つだけど、赤ちゃん連れがそんなに来てないので大丈夫かな。行きも帰りも私たち以外で入っている人はいませんでした。
ここで授乳とオムツ替えを済ませる。

9:40 ケーブルカー 清滝駅(ふもと)
山頂まで登るのはさすがに大変なので
ケーブルカーに乗る。

ここで、ベビーカーを1台300円で預かってもらえます!
有人の切符売り場で
「ベビーカー預けたいんですけど」と伝えると
駅員さんが出てきてくれて預かってくれます。
帰りも、同じように切符売り場で声をかければOK。

ここからは抱っこ紐に子どもを入れて、いざ高尾山!
赤ちゃん連れは少ないけど、子連れはいっぱい。

改元したばかりなので、ケーブルカーも「平成号」と「令和号」が往復していました。

高尾山には様々な登山路がありますが、今回は
行き:4号路
帰り:1号路
を選択。
登山コースの詳細は

1号路
たこ杉、さる園、薬王院と見どころ満載、王道の『表参道コース』
4号路
鳥のさえずりを聞きながら美しいブナの森を行く『吊り橋コース』

私たち夫婦はもともと登山が趣味だったので、山らしい道も歩きたいと思い、4号路をチョイスしました。
帰りは、せっかくいろいろな登山道があるのと、私は高尾山が初めてだったので、定番を味わおうと1号路に。

10:00 ケーブルカー 山頂駅
山頂駅に到着です。
しばらくコンクリートの道を歩き、4号路に入りました。

雨が続いていたので、少しぬかるんだ道を進みます。途中階段もあるので
子連れは慎重に。

4号路の名所、吊り橋!

緑がいっぱいで静かで、空気が気持ちよかったです。
新緑が本当に美しかった。

11:00 山頂着
のんびりしていた登山路とは打って変わって、山頂は人がいっぱい!
空いたスペースにシートを敷いて、お昼を食べます。

山頂のお店も魅力的ですが、私は混雑が読めないのが嫌だったので
お昼は持参しました。
疲れてるのに並びたくないですもんね・・・

レジャーシートは以前アウトレットで購入したこちらを。しっかりした生地のもので、薄いマットに近いです。1つあると便利です。
ここに子どもを転がしておきました。

 

ここで、子どものお腹が空いているようであればミルクを飲ませようと思っていましたが
大丈夫そうだったのでスルー。オムツも替えずに降りることにしました。

12:00 下山開始
降りる人よりも、登る人の方が多い。これを見るに、山頂には昼前に到着するのがよさそう。
帰りは1号路。コンクリートで整備された道なので、ベビーカーを押している人もちらほら。
1号路だけならベビーカーあってもなんとかなると思いますが、かなり疲れそう・・・やっぱり預けて抱っこするのをすすめます。

途中の薬王院御朱印(令和元年!)をいただき、お参りをし、高尾山かりんとうをお土産に購入。

ケーブルカーの駅で三福だんごをおやつに。

登山で消費したカロリーなんてとうに超えている。

帰る頃にはいい天気。

ケーブルカーで下山し、ベビーカーを受け取り、行きと同じくTAKAO599ミュージアムで授乳とオムツ替えをし、併設のカフェでお茶をして帰路に。

 

○ まとめと感想

・うちの子は遠出にベビーカーが必須。でもベビーカーで山に登るのは非現実的、と思うと、ケーブルカーの駅で預けられるのは本当に助かった。登山中は前抱きで景色を楽しみ、行き帰りはベビーカーでお昼寝も可能。赤ちゃん連れでも登山が楽しめた。

・連休中とあって山頂のトイレが激混み。オムツ替えがもし必要だったらスムーズにできただろうか・・と怖くなる。設備はかなり充実しているけどそこは山。個人的に山頂でオムツ替えは抵抗ある。

・1号路だけならスニーカーでも登れると思う。ちょっと疲れちゃうかもしれないけど。両手は空いていた方がよい。

・靴はしっかりしたものを。親のね。靴擦れしたら子どもの世話どころじゃない。

・子どもに注力しすぎて装備を疎かにしないこと。親のね。

高尾山、ちょっとナメててすみませんと思うくらい楽しかった!もりもり歩けるようになってから再訪したい。